最強のシェルこと「zsh」の最低限の設定を書き直してみた

ほとんどのLinuxではデフォルトのシェルとしてBashを使えたりWindows10でもBashが使えるようになってます。しかし、デフォルトシェルを変更する人も多くいます。その中でも補完機能が優れていて最強のシェルとも呼ばれている「zsh」を使っており設定ファイルが醜くなったので1から書き直してみた。

.zshrc


まずはzshの設定ファイルである.zshrcからっと言いたいが設定ファイルが長くなると管理し難いので.zshrcは他のファイルに書いた設定を読み込むようにするだけにした。

 

ZSHHOME="${HOME}/.zsh.d"
if [ -d $ZSHHOME -a -r $ZSHHOME -a \ -x $ZSHHOME ]; then
for i in $ZSHHOME/*; do
[[ ${i##*/} = *.zsh ]] &&[ \( -f $i -o -h $i \) -a -r $i ] && . $i
done
fi


これはホームディレクトリの.zsh.dにある拡張子が.zshから始まるファイルよ読み込むようにしている。

.zsh.d/preferences.zsh


ここには環境設定関連の設定を書き込んでいく。今回は最低限の設定なので履歴と自動補完についてだけ記述する

#############################
#
# 環境設定
#
#############################
# PATHの設定
export PATH="${HOME}/bin;$PATH"
# 履歴ファイルの保存先
export HISTFILE=${HOME}/.zsh.d/zsh_history
# メモリに保存される履歴の件数
export HISTSIZE=1000
# 履歴ファイルに保存される履歴の件数
export SAVEHIST=100000
# 重複を記録しない
setopt hist_ignore_dups
# 開始と終了を記録
setopt EXTENDED_HISTORY
# 自動補完の有効化
autoload -U compinit; compinit



これで最低限の履歴保存とzshの長所である補完機能を一応使えるようになる。

他の設定はまた気が向けば書くかも...